今宮戎神社にて舞楽奉納しました
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
年始早々、大阪市浪速区にある今宮戎神社(いまみやえびすじんじゃ)にて舞楽「登天楽」(とうてんらく)を奉納いたしました。
今宮戎神社の詳細はコチラ↓
https://www.imamiya-ebisu.jp/historyandvenerable
登天楽は、朝鮮半島由来の高麗楽(こまがく)に属し四人で舞われる舞です。
我が国で作られた曲といわれていますが、作者は不明の謎多き曲です。
舞の途中で「天地の岐呂利(ぎろり)」という両手を天に向けて手首をひねったり、腕を振る「フリガイナ」など特徴のある舞の手があります。
装束は蛮絵装束(ばんえしようぞく)を着ています。
蛮絵装束(ばんえしょうぞく)は、宮中の警備にあたった役所・衛府(えふ)の武人の装束に由来し、丸い文様が袍にある軽やかな装束です。
この文様は、宮廷では獅子や鳥、草花などが円形で描かれています。
現在の袍(黄色)には、唐獅子が二体刺繍されています。
このように、普段の法務(葬儀・法事)とは別に、神社の慶事にも携わっています。
日本の宗教混在(神仏習合)の良さともでもいえましょうか。