BLOG ブログ

第三弾 100歳まで歩いて暮らせるまちPJ

第三弾 100歳まで歩いて暮らせるまちPJ

5月20日(土)

御幸森まちづくり協議会様と「100歳まで歩こう御幸森プロジェクト」のコラボ企画を実践いたしました。

参加者は18名。

コースは、もと御幸森小学校跡地にOpenした「いくのパーク」多目的室から幸教寺まで。

内容は

いくのパーク多目的にて「正しい歩き方講座」板矢氏による1時間程度の講座ですが、座って話を聞くのも慣れていないと辛いものです。

正しい歩き方講座
歩き方レッスン

そこで後半から実際に正しい歩き方ということで多目的室を何往復か歩いてみました。

正しい歩き方など意識されたことなどほとんどいないかと思われますが、例えば「モデル歩き」バランス歩行に見られるような、一枚の板の上を歩く動作ですが、これはモデルさん自身や衣装を美しく見せる為の工夫であり、健康的な歩き方ではありません。

このように、様々な歩行形態があり、それを間違うと腰や膝への負担を増加させてしまうのです。

他にも、歩くことの効能・地域関係における互酬性と幸福度との関連性などをお伝えしていただきました。

歩く距離は短めでしたが、本堂到着後はお馴染みワークショップを開催いたしました。

ワークショップ地図作り

地図を広げて、付箋にお気に入りのお店や場所などを書いて貼ってもらうのですが、幸教寺周辺のお店としてよく名前が上がるのは銭湯と飲食店(喫茶店)です。

各連合ごとに地域性もありますが、生野区は銭湯と喫茶店がたくさんありますので話題に上がりやすいです。皆さん食べるの好きですよね。(僕もそうです)

約2時間程度のイベントとなりましたが、参加者・スタッフ一同楽しい時間を過ごすことができました。

追伸

「100歳まで歩いて通えるお寺プロジェクト」(100PJ)の地域拡大版として、まち協さんとのコラボイベントを実践しておりますが、この事業をより多くの方と共に実践すべく、社団法人化を目指しております。

従来のお寺を中心とした活動では政教分離問題や多文化地域の生野区においては限界があり、それをより柔軟に幅広く対応するための試みです。この活動の背景には「社会的処方」という仕組みがベースとなっています。

「社会的処方」内閣官房HPより

https://www.cas.go.jp/…/juten_keikaku/dai1/siryou5-2.pdf

この仕組み自体、日本ではまだまだ馴染みがなくシステム化よる法整備などもないですが、既に訪れている超高齢化による社会保障費増加(医療・介護費)に伴い、その問題を民間から解決していくことを目指していきます。

法人化設立にあたりREADYFOR株式会社を通じてクラウドファンディングを6月中旬頃から実施いたします。

住みやすいまち、安心して暮らせるまちを実現すべく新たな一歩を踏み出しますので、皆さまのご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。

READYFOR株式会社HP

https://corp.readyfor.jp/

投稿者プロフィール

石原 政洋
石原 政洋住職
高校在学中に仏道へと入門し、早17年以上携わっております。当寺ではあらゆる角度から仏教の素晴らしさをお伝えするとともに、仏教伝来より培われてきた伝統文化と健康を共有する「体験型」寺院を目指し活動しております。ライフスタイルの多様化により、葬送や納骨などの形式が変化している近年です。終活に関するご相談も随時承っておりますので、お気軽にご相談ください。