報恩講とは?親鸞聖人を偲ぶ大切な法要
はじめに
浄土真宗において最も大切な法要のひとつが「報恩講(ほうおんこう)」です。
宗祖・親鸞聖人のご命日をご縁として、そのご恩に感謝し、念仏の教えをあらためて聞かせていただく場です。
幸教寺でも、毎年10月に報恩講をお勤めしています。
2025年は10月14日(火)14:00~16:00に執り行い、読経・法話に加え、雅楽の演奏もいたします。
この記事では、報恩講の意味や歴史、浄土真宗における意義を解説するとともに、幸教寺での法要の詳細をご案内します。
報恩講とは?
報恩講とは、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人(1173–1263)のご遺徳を偲び、その恩に報いるために営まれる法要です。
「報恩」とは、いただいたご恩に感謝すること。
「講」とは、仏法を学び聞く集いのこと。
つまり報恩講は、阿弥陀如来の本願を説かれた親鸞聖人への感謝を表し、お念仏の教えを聞く集まりなのです。
「報恩」とは、いただいたご恩に感謝すること。
「講」とは、仏法を学び聞く集いのこと。
つまり報恩講は、阿弥陀如来の本願を説かれた親鸞聖人への感謝を表し、お念仏の教えを聞く集まりなのです。
親鸞聖人の生涯とご遺徳
報恩講を理解するためには、まず親鸞聖人の歩みを簡単にふりかえる必要があります。
略歴
・1173年 京都に誕生
・9歳で出家し、比叡山で修行するも「自らの力で悟りを得る」道に限界を感じる
・29歳のとき法然上人に出遇い、「専修念仏(南無阿弥陀仏を称える)」の教えに深く感銘を受ける
・念仏弾圧により越後へ流罪となるが、その地で人々に念仏を広める
・その後、関東で教化を進め、「阿弥陀仏の本願にすべてを委ねる」教えを説き続ける
・晩年は京都に戻り、90歳まで念仏の教えを伝え続ける
親鸞聖人は、「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」と説き、すべての人が救われる道を明らかにされました。
このような教えが今日まで浄土真宗の根幹をなしているのです。
略歴
・1173年 京都に誕生
・9歳で出家し、比叡山で修行するも「自らの力で悟りを得る」道に限界を感じる
・29歳のとき法然上人に出遇い、「専修念仏(南無阿弥陀仏を称える)」の教えに深く感銘を受ける
・念仏弾圧により越後へ流罪となるが、その地で人々に念仏を広める
・その後、関東で教化を進め、「阿弥陀仏の本願にすべてを委ねる」教えを説き続ける
・晩年は京都に戻り、90歳まで念仏の教えを伝え続ける
親鸞聖人は、「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」と説き、すべての人が救われる道を明らかにされました。
このような教えが今日まで浄土真宗の根幹をなしているのです。
報恩講の歴史
親鸞聖人のご命日(弘長2年11月28日/新暦1263年1月16日)を機縁として、遺族・門弟たちが法要を営んだのが始まりです。
その後、本願寺第3代覚如上人が、 親鸞聖人の33回忌にあわせて『報恩講私記』を著されたことに由来し、第8代の蓮如上人によって全国に広められ、浄土真宗の寺院で最も大切にされる法要となりました。
今日では宗派を超えて、報恩講を「仏縁に遇う大切な行事」として受け止める方も少なくありません。
その後、本願寺第3代覚如上人が、 親鸞聖人の33回忌にあわせて『報恩講私記』を著されたことに由来し、第8代の蓮如上人によって全国に広められ、浄土真宗の寺院で最も大切にされる法要となりました。
今日では宗派を超えて、報恩講を「仏縁に遇う大切な行事」として受け止める方も少なくありません。
浄土真宗における報恩講の意義
浄土真宗における報恩講は、単なる「追善供養」ではありません。
亡き人のために功徳を回すのではなく、すでに仏となってくださった親鸞聖人を偲び、阿弥陀如来のお救いをあらためていただくという意味合いを持ちます。
報恩講は、日常の中で忘れがちな「ご恩報謝」の心を思い起こし、念仏のよろこびを共に味わうご縁なのです。
亡き人のために功徳を回すのではなく、すでに仏となってくださった親鸞聖人を偲び、阿弥陀如来のお救いをあらためていただくという意味合いを持ちます。
報恩講は、日常の中で忘れがちな「ご恩報謝」の心を思い起こし、念仏のよろこびを共に味わうご縁なのです。
雅楽と報恩講
雅楽は、日本最古の伝統音楽であり、古来より宮中や寺院で演奏されてきました。
幸教寺の報恩講では、法要後に雅楽の演奏を行い、厳粛で荘厳な雰囲気の中でお念仏の世界に浸っていただくことを大切にしています。
雅楽は単なる音楽ではなく、仏法をより深く心に届けるための祈りの響きでもあります。
幸教寺の報恩講では、法要後に雅楽の演奏を行い、厳粛で荘厳な雰囲気の中でお念仏の世界に浸っていただくことを大切にしています。
雅楽は単なる音楽ではなく、仏法をより深く心に届けるための祈りの響きでもあります。
現代における報恩講の意義
核家族化・都市化の進む現代では、「仏法を聞く場」が失われつつあります。
だからこそ報恩講は、
・親鸞聖人の教えを聞き直す場
・家族や地域がつながる場
・日常を見つめ直す場
としての意味をいっそう強めています。
また、法要後の雅楽や茶話会を通じて、世代を超えて仏教文化に触れる機縁ともなっています。
だからこそ報恩講は、
・親鸞聖人の教えを聞き直す場
・家族や地域がつながる場
・日常を見つめ直す場
としての意味をいっそう強めています。
また、法要後の雅楽や茶話会を通じて、世代を超えて仏教文化に触れる機縁ともなっています。
よくある質問(FAQ)
Q1. 初めてでも参加できますか?
はい。どなたでもご参拝いただけます。
Q2. 服装はどうすれば良いですか?
喪服は不要です。落ち着いた服装であれば問題ありません。
お念珠と門徒式章(あれば)をご持参ください。
Q3. お布施は必要ですか?
ご懇志(お布施)はお気持ちで結構です。
Q4. 子どもも一緒に参加できますか?
もちろんです。仏教や雅楽に触れる良い機会になります。
はい。どなたでもご参拝いただけます。
Q2. 服装はどうすれば良いですか?
喪服は不要です。落ち着いた服装であれば問題ありません。
お念珠と門徒式章(あれば)をご持参ください。
Q3. お布施は必要ですか?
ご懇志(お布施)はお気持ちで結構です。
Q4. 子どもも一緒に参加できますか?
もちろんです。仏教や雅楽に触れる良い機会になります。
幸教寺 報恩講ご案内(2025年)
日時:2025年10月14日(火)14:00〜16:00
場所:幸教寺 本堂(大阪市生野区中川西2-16-7)
幸教寺での報恩講は、以下の次第で執り行います。
14:00 法要開始(読経・雅楽)
14:40 法要終了
14:50 住職法話(報恩講の意味、仏教と雅楽関連性をわかりやすく解説)
16:00 法話終了
※法要中、法要後の法話には雅楽(ががく)の演奏がございます。
笙(しょう)・篳篥(ひちりき)・龍笛(りゅうてき)などの古来の楽器による演奏を通じて、仏前に響く音楽をご一緒に味わっていただきます。
内容:読経 → 法話 (雅楽演奏は法要・法話中にございます)
ご懇志(お布施):お気持ち
お問い合わせ:06-6741-8853 E-mail:koukyouji@outlook.jp
もしくは下記【お問い合わせ】にて
場所:幸教寺 本堂(大阪市生野区中川西2-16-7)
幸教寺での報恩講は、以下の次第で執り行います。
14:00 法要開始(読経・雅楽)
14:40 法要終了
14:50 住職法話(報恩講の意味、仏教と雅楽関連性をわかりやすく解説)
16:00 法話終了
※法要中、法要後の法話には雅楽(ががく)の演奏がございます。
笙(しょう)・篳篥(ひちりき)・龍笛(りゅうてき)などの古来の楽器による演奏を通じて、仏前に響く音楽をご一緒に味わっていただきます。
内容:読経 → 法話 (雅楽演奏は法要・法話中にございます)
ご懇志(お布施):お気持ち
お問い合わせ:06-6741-8853 E-mail:koukyouji@outlook.jp
もしくは下記【お問い合わせ】にて
まとめ
投稿者プロフィール
- 住職
- 高校在学中に仏道へと入門し、早20年以上携わっております。当寺ではあらゆる角度から仏教の素晴らしさをお伝えするとともに、仏教伝来より培われてきた伝統文化と健康を共有する「体験型」寺院を目指し活動しております。ライフスタイルの多様化により、葬送や納骨などの形式が変化している近年です。終活に関するご相談も随時承っておりますので、お気軽にご相談ください。
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