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【2026年春】永代供養を考え始めた方へ

【2026年春】永代供養を考え始めた方へ

春彼岸に増えている、こんなご相談

春のお彼岸が近づくこの時期、幸教寺には永代供養についてのご相談が少しずつ増えてきます。

具体的には、

  • 子どもに「お墓のことで負担をかけたくない」
  • 遠方に住んでいて、将来お参りに来られなくなるかもしれない
  • 墓じまいを考えているが、その後が不安
  • 「永代供養」と聞くけれど、実際どういうものなのか分からない

こうした悩みは、決して特別なものではありません。

永代供養について調べ始めたものの、「何から読めばいいのか分からない」「自分の場合に当てはまるのか判断できない」そう感じておられる方も多いのではないでしょうか。


このページでは、永代供養を検討し始めたばかりの方に向けて、春彼岸の時期に実際によく寄せられるご相談内容をもとに、不安や疑問を一つずつ整理していきます。

まだ決める必要はありません。


まずは「知ること」「考えること」から始めていただければと思います。

永代供養とは?「お墓」ではなく「安心」を残す選択

永代供養とは、

お寺が責任をもって、亡き方を供養し続けることを意味します。

「管理がいらない」「後継者が不要」と説明されることもありますが、本当に大切なのは、そこではありません。

永代供養がもたらすのは、

● 無縁にならないという安心

● 自分の代で決めてよいという納得

● 将来への不安が少し軽くなる感覚

“この先の人生を見通せること”そのものが価値なのです。

「まだ先の話」と思っている今が、実はちょうどいい

永代供養のご相談で多いのが、「まだ元気なので、急いではいないのですが……」という言葉です。

しかし実際には、何も起きていない今だからこそ、落ち着いて考えられるという利点があります。

● 誰に相談すればいいのか

● 家族にどう伝えればいいのか

● 本当に後悔しない選択なのか

慌てて決めないために、まず「知る」「整理する」という段階はとても大切です。

浄土真宗における永代供養の考え方

浄土真宗では、供養によって亡き方を成仏させる、という考え方はとりません。

亡き方のいのちは、すでに阿弥陀如来のはたらきの中にあります。

だからこそ永代供養は、

● 亡き人を縁として

● 今を生きる私たちが

● 仏さまの教えに出遇い続ける場

として大切にされてきました。

永代供養とは、お骨を預かるだけの制度ではなく、手を合わせる関係が続くことなのです。

春彼岸・お盆前に相談が増える理由

永代供養のご相談が増えるのは、

● 春彼岸・秋彼岸

● お盆前

● 年末年始

といった節目の時期です。

仏さまやご先祖と向き合う時間が増えることで、「この先、どうしていこうか」という思いが自然と生まれます。

今この記事を読んでいること自体が、ひとつの“考えどき”かもしれません。

永代供養でよくある疑問

Q. 「一度相談したら、決めないといけませんか?」

A. いいえ。話を聞くだけ、資料を見るだけでも問題ありません。

Q. 「家族がまだ反対していて…」

A. 多くの方が同じ状況です。まずは情報を持ち帰り、ゆっくり話し合うことが大切です。

Q. 「他の供養方法と迷っています」

A. 比較しながら考えるのは、とても自然なことです。違いを整理するお手伝いもいたします。

永代供養は、亡き人のためだけのものではありません

永代供養は、今を生きる私たちが、これからをどう生きたいかを考える選択です。

● 子どもに迷惑をかけたくない

● 自分で納得して決めておきたい

● 不安を先送りにしたくない

そう感じたときが、考え始めるタイミングです。

次に読んでいただきたい記事

永代供養について、もう一歩整理したい方へ

▶ 永代供養墓と納骨堂の違い

▶ まだ元気でも永代供養を選んだ方の話

それぞれ、分かりやすくまとめています。

【】内リンクよりお進みください。

【永代供養墓・納骨堂・一般墓の違い】

【まだ元気だけれど、永代供養を決めました】

投稿者プロフィール

石原 政洋
石原 政洋住職
高校在学中に仏道へと入門し、早20年以上携わっております。当寺ではあらゆる角度から仏教の素晴らしさをお伝えするとともに、仏教伝来より培われてきた伝統文化と健康を共有する「体験型」寺院を目指し活動しております。ライフスタイルの多様化により、葬送や納骨などの形式が変化している近年です。終活に関するご相談も随時承っておりますので、お気軽にご相談ください。