【書籍出版のご報告】共著を刊行しました
このたび、中央経済社より『お寺の現場でわかる 宗教法人の運営・税務・法務』が発売となりました。
本書は、宗教法人の運営、税務、法務について、現場で実際に宗教法人に関わる者の視点から解説した一冊です。
私は本書のうち、第1章と第2章を担当させていただきました。
第1章では、宗教、とくに仏教が社会の中で果たしてきた役割や、お寺と福祉の関係について書かせていただきました。
第2章では、幸教寺の住職として日々向き合っている宗教法人の運営実務や、地域との関わり、そして「100歳まで歩いて通えるお寺プロジェクト」や一般社団法人歩っとこもんずの活動についても触れています。
住職として歩んできたことを、ひとつの形に
私は2012年に幸教寺の住職となって以来、お寺の現場で多くの方と出会い、支えられながら歩んでまいりました。
法要や葬儀、ご法事といった仏事はもちろんのこと、地域の皆さまとの交流、健康づくりの取り組み、相談の場づくりなどを通して、「お寺はこれからの社会でどのような役割を果たせるのか」という問いを、日々考え続けてきました。
今回の執筆は、その歩みの一つの結果であり、また私自身にとっての備忘録でもあります。
書き慣れた者ではなく、研究者として博士号を持っているわけでもありません。
内容には至らぬ点もあるかもしれません。
それでも、今この時代に、お寺の現場にいる者として伝えたいことを、できるだけ素直に書かせていただきました。
宗教法人を「現場」から考える一冊
宗教法人というと、少し難しく、専門的な印象を持たれる方も多いかもしれません。
しかし実際には、宗教法人の運営は、地域社会や人々の暮らしと深く結びついています。
お寺は、単に法要や儀式を行う場所ではありません。
人が集い、悩みを語り、亡き人を偲び、今を生きる意味を見つめ直す場所でもあります。
また、少子高齢化や核家族化が進む現代において、葬儀、納骨、永代供養、終活、地域福祉といった課題にも、お寺は深く関わっています。
本書では、宗教法人の経営上、税務上、法律上のポイントを整理しながら、宗教、とくに仏教の社会的役割や機能についても触れています。
宗教法人に関わる方だけでなく、地域福祉、終活、寺院運営、宗教と社会の関係に関心のある方にも、手に取っていただければ幸いです。
関係者の皆さまへ
本書の執筆にあたり、日頃より幸教寺を支えてくださっているご門徒の皆さま、地域の皆さま、関係団体の皆さま、そして歩っとこもんずの活動に関わってくださっている皆さまに、心より御礼申し上げます。
幸教寺でのさまざまな取り組みは、私ひとりで成り立っているものではありません。
お寺に足を運んでくださる方、声をかけてくださる方、活動を支えてくださる方、一緒に考え、悩み、歩んでくださる方。
そうした一つひとつのご縁が、今回の執筆にもつながっています。
この本が、宗教法人やお寺のこれからを考えるきっかけとなり、また幸教寺の活動を知っていただく一助となれば幸いです。
今後とも、幸教寺をどうぞよろしくお願いいたします。
書籍情報
書名
お寺の現場でわかる 宗教法人の運営・税務・法務
出版社
中央経済社
内容紹介
宗教、とくに仏教の社会的役割や機能を踏まえたうえで、宗教法人の経営上、税務上、法律上のポイントを解説した一冊です。現役住職や専門家の視点から、宗教法人の実務や現場感覚についても紹介されています。
中央経済社 書籍ページ
https://www.biz-book.jp/isbn/978-4-502-57421-4
投稿者プロフィール
- 住職
- 高校在学中に仏道へと入門し、早20年以上携わっております。当寺ではあらゆる角度から仏教の素晴らしさをお伝えするとともに、仏教伝来より培われてきた伝統文化と健康を共有する「体験型」寺院を目指し活動しております。ライフスタイルの多様化により、葬送や納骨などの形式が変化している近年です。終活に関するご相談も随時承っておりますので、お気軽にご相談ください。
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