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クラウドファンディング開始のご挨拶とお知らせ

クラウドファンディング開始のご挨拶とお知らせ

令和5年10月23日(月)10時より「100歳まで歩いて暮らせる街プロジェクト」を実践するための一般社団法人設立をクラウドファンディングにて開始いたします。

ご協賛ご協力いただきました関係者とプロジェクトにご参加くださった地域の皆様へ厚く御礼申し上げます。

【プロジェクト動画】

▼団体の活動目的

社会的処方の実現にあたり、生野区内の人口動態や外国人比率などを調べた結果、地域課題として単身世帯高齢者の増加及び在日外国人孤立の問題が浮上しました。

これらは既に訪れている日本の問題、すなわち少子高齢化、老々介護、社会保障費増加を反映しているデータとなりました。

これらを解決するためにプロジェクトの活動テーマを「健康寿命の延伸」としました。

健康は、「人生100年時代」ともいわれる現代社会において、老若男女を問わず全ての人にとっての普遍的なテーマです。また、コモンズというお寺本来の存在価値を強く生かした取り組みとして相応しいと考えました。

このプロジェクトを通じて、誰しもがココロとカラダの良好な状態となり、今この瞬間の自分を大切にでき、その結果、生まれた心の余裕を他人へとお裾分けでき、そして、より前向きな人生観あるいは死生観を抱くことができる機会を創出しています。

 

▼団体としてのこれまでの活動内容

  • 住職と理学療法士による「ココカラ相談所」
  • ストレッチ中心のヨガと喫茶「ココカラYOGA」
  • 地域の皆様と共に「まち歩き企画・実践」

プロジェクト開催当初、コロナ禍による外出自粛要請により地域の高齢者の方の健康被害をよくお聞きしました。

また、在日コリアンの高齢者でも地域の情報に疎く孤立されていたケースもありました。

サービスとモノ、人との繋がりや歴史は全て地域資源だと思っておりますが、この活動をたくさんの人を通じてひろく地域資源を共有し、“社会的処方”の実践をすることを目指しております。

僕たちが実践している100PJは健康の延伸をテーマとした”社会的処方”です。

プロジェクトの名前の通り、100歳まで誰もが安心して暮らせる街を実現し、既に訪れている長期高齢化社会においてのコモンズを形成し、そこで知り合った人達とまち歩きを実践することによって人と人、そして地域の繋がりを育み、その結果地域社会への孤立化を防ぐ取り組みです。

付随される効果としては、100PJの指針でもお伝えした通り”健康寿命の延伸”ですが、これらはコモンズの形成と切っても切れない関係と言えます。

即ちWHO憲章*1では以下のように定義しているからです。

「健康とは、肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。」

WHO世界保健機関HPより

真の意味での”健康”を実現する僕たちの取り組みにごご支援のほどよろしくお願いいたします。

 ※目標金額は130万円。クラウドファンディングでは、「公開から5日間(=スタートダッシュ期間)に13%以上の支援を集めると90%の確率で達成している」ということが分かっており、公開直後のご支援の勢いがプロジェクトを今後どれだけ広められるかにおいて非常に重要になるとされています。

【クラウドファンディング】

https://readyfor.jp/projects/ikuno100PJ?sns_share_token=7a97a498d223d07bb6b5

 第一目標金額:130万円

支援募集期間:10月23日(月)10時〜12月11日(月)23時

 

投稿者プロフィール

石原 政洋
石原 政洋住職
高校在学中に仏道へと入門し、早17年以上携わっております。当寺ではあらゆる角度から仏教の素晴らしさをお伝えするとともに、仏教伝来より培われてきた伝統文化と健康を共有する「体験型」寺院を目指し活動しております。ライフスタイルの多様化により、葬送や納骨などの形式が変化している近年です。終活に関するご相談も随時承っておりますので、お気軽にご相談ください。