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2022/10/13 報恩講法要レポート

2022/10/13 報恩講法要レポート

10月13日は恒例の報恩講法要でした。

報恩講(ほうおんこう)とは

宗祖 親鸞(しんらん)聖人(しょうにん)のご命日の前後に営まれる法要です。

聖人によって、今を生きる私が念仏の教えに出会い、生きる拠り所を与えてくださった恩に報いる集まりという意味です。

法要は1時間程度となっており勤行から始まります。

お勤めは宗祖親鸞聖人のご著書である『教行信証』より正信偈のお勤めです。

2500年前、お釈迦様よりはじまった仏教はインド・中国を経て日本へと伝来しました。

その過程で経典や宗派が増え「お釈迦様の本意とは何か?」という論争に発展するのですが、浄土真宗では念仏の教えを根本とします。

念仏は、阿弥陀如来のご本願(十八願)のことですが、正信偈前半部分では阿弥陀仏の成り立ちとその本願の効力を説き、後半はその教えを正しく継承してくださった7人の先達を讃嘆しています。

正信偈についての内容は下記リンクに記載。

https://koukyouji.online/wp-content/uploads/2022/10/10c71ab1c9fc68ce08421d9c9ce11f98.pdf

勤行 正信偈(草譜)

勤行に引き続き法話です。

今回は、親鸞聖人のお念仏について話をしました。

親鸞聖人以前の念仏の考え方と親鸞聖人のお念仏は何が違うのか解説しております。

法話 親鸞聖人のお念仏

投稿者プロフィール

石原 政洋
石原 政洋住職
高校在学中に仏道へと入門し、早17年以上携わっております。当寺ではあらゆる角度から仏教の素晴らしさをお伝えするとともに、仏教伝来より培われてきた伝統文化と健康を共有する「体験型」寺院を目指し活動しております。ライフスタイルの多様化により、葬送や納骨などの形式が変化している近年です。終活に関するご相談も随時承っておりますので、お気軽にご相談ください。